台湾から日本への一時帰国|台中→高雄→大阪→名古屋

台湾から日本に一時帰国した際の経路の紹介です。

台湾からの航空便は初めて高雄発・関空行きのピーチ航空を利用しました。

そのため、台湾国内での移動は台中から高雄へ南下するルートになりました。

そして、大阪についてからの日本国内の移動は関西国際空港から名古屋へのルートでした。

いつもは台北発・関空行きのピーチ航空を利用しているのですが、今回は高雄発のピーチ航空のキャンペーンに乗り、少しだけお安く航空券が取れました。

まず、台中から高雄への移動手段は、台湾高鉄を利用しようと思っていたのですが、高鉄の割引チケットが取れませんでしたので、バスか台鉄に絞り込まれました。

バスの場合は交通渋滞に巻き込まれたりする可能性があること、台鉄の場合は高雄駅でMRTに連結していることを考慮して、結局、台鉄で台中から高雄に行くことにしました。

台鉄に乗るのは何年ぶり、あるいは何十年ぶりのことでしょうか?記憶に定かではありません。

そして、台鉄高雄駅に到着後はMRTに乗り換えて高雄国際空港駅へスムーズに空港へ向かうことができます。

高雄発のピーチ航空の出発時刻は14:00だったため、比較的のんびりと高雄国際空港へ向かうことができました。

高雄国際空港の印象は、南国の南部だけあってこじんまりとしていて開放的な雰囲気にあふれていました。

それは、台北のようにおきな空港ではないため空港利用客が少ないためそのように感じたのかもしれません。

それでも、空港の出発ロビーに到着するとピーチ航空のチェックインカウンターだけ出発客で溢れていました。

チェックインカウンターでは4つのカウンターがフル回転していましたが、待ち時間約15分程度でチェックインできました。

高雄国際空港のピーチ航空のチェックイン業務はエバー航空が受託しているようでした。

高雄国際空港は14:00出発の予定でしたが、搭乗時間が大幅に遅れ、それに伴い、さらに離陸時間も遅れたため40分遅れの14:40頃離陸しました。

そして、飛行中機内でちょっとしたアクシデントがありました。

離陸して約30分経過した頃、今までに経験したことがない程の大きく機体が揺れました。

乱気流に巻き込まれたことは今までにも何度も経験していて、そのような時はいつもジェットコースターのように上下に揺れることが多かったのですが、今回は左右に大きく機体が揺れました。

今までこのような経験をしたことがなかったため、揺れた瞬間「駄目だ!墜落する。」と心の中で叫びました。

そして、機内は女性の乗客を中心とした悲鳴で包まれ、その瞬間、キャビンアテンダントがシートベルトを締めてくださいという叫び声が印象的でした。

その後しばらくして、記帳からの謝罪の言葉と機体揺れの原因を説明をするアナウンスがありました。

結局、機体の揺れは、18km先を飛行中の別の飛行機が出す風圧によるものだとの説明があり、期待の以上ではないとの説明も付け加えられ、ひとまず安心しました。

それでも、よく考えてみるとジェット機は一般的には時速800kmから1000kmくらいの速度で飛行しているようですので、逆算すると1分半くらいの時差しかない距離を飛行していたということになります。

一般的に考えて、別の航空機が飛行しているすぐ後ろを追いかけて飛行するようなことは考えにくいため、実は今回の機体の揺れはニアミスだったのではないかなと疑念を持っています。

こんなちょっとしたアクシデントもあり、高雄国際空港を出発してから約、2時間半後には関西空港に到着しました。

関西国際空港に到着後、降機スポットの空きがなかったため、到着後も15分ほど機内で待たされました。

ピーチ航空の場合は関西国際空港の第二ターミナルに到着するのですが、飛行機からデッキを階段で降りて、その後無料シャトルのバス停まで3分くらい歩かなければいけません。

そして、何とか入国審査と税関をスムーズに通過して、そのまま南海ラピートで難波まで行き、難波で近鉄に乗り換えて近鉄名古屋まで行くルートで、近鉄難波から近鉄名古屋までの所要時間はアーバンライナーで2時間10分でした。

今回は、ピーチ航空の機内販売で、南海ラピート(関空~難波)の特急チケットが1030円で販売されていたため、少しだけ安く購入することができました。

そして、近鉄アーバンライナーも難波駅前の甲南チケットというところで片道特急チケット3300円で販売されていましたので、そちらのチケットも利用して少しだけ安く購入できました。

今回の台湾から日本への一時帰国についてのルートとおおよその時間と料金をまとめておきます。

08:00-11:30 台中→高雄(361元)
12:00-12:15 高雄→高雄国際空港(35元)
12:20-12:35 チェックイン待ち
14:40-18:15 高雄国際空港→関西国際空港(1980元)
18:15-18:30 関西国際空港機内待機
19:05-19:45 関西国際空港→難波(1030円)
20:00-22:10 近鉄なんば→近鉄名古屋(3300円)

関空で機内から降りた後はかなり急ぎ、軽く走った結果、何とか南海ラピートにも近鉄アーバンライナーにもスムーズに乗り継ぐことができました。

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