台鉄の太魯閣(タロコ)号と普悠瑪(プユマ)号に乗車時の注意点

台湾の台鉄の太魯閣(タロコ)号と普悠瑪(プユマ)号の特徴と乗車時の注意点について詳しく紹介します。

台湾の台鉄で普悠瑪號と聞くと、2018年10月に起きた宜蘭線普悠瑪号脱線事故を思い起こす方も多いことでしょう。

そもそも、台鉄の太魯閣号や普悠瑪号をはじめて聞いたという方もいるかもしれませんね。

注目ポイント

  1. 太魯閣号と普悠瑪号とはどのような列車なのか?
  2. 太魯閣号と普悠瑪号の特徴は何?
  3. 太魯閣号と普悠瑪号の乗車チケットは必要?
  4. 太魯閣号と普悠瑪号では座席指定なのか?
  5. 実際に乗車してみた感想はどう?

はじめて太魯閣号や普悠瑪号を利用しようと考えている方は上記のような疑問を持っている方もいることでしょう。

そこで、以下では台湾鉄路管理局の規定と実際に乗車してみた経験をもとに詳しく紹介します。

 

太魯閣号と普悠瑪号の特徴

太魯閣号と普悠瑪号は台鉄の自強号(特急列車)に準じた新型車で、それぞれ比較的新しい列車です。

  • 太魯閣号:2007年運行開始
  • 普悠瑪号:2012年運行開始

太魯閣号と普悠瑪号の路線

太魯閣号の路線

  • 縦貫線北段
  • 宜蘭線
  • 北廻線
  • 台東線
  • 南廻線

普悠瑪号の路線

  • 屏東線
  • 縦貫線南段
  • 海岸線
  • 台中線
  • 縦貫線北段
  • 宜蘭線
  • 北廻線
  • 台東線

太魯閣号と普悠瑪号の人気

台鉄の中では停車駅が最も少なく速度も速いため、短時間で目的地に到着でき、最も人気が高い特急列車です。

そのため、連休中や週末などでは事前に予約をしておかないと、満席になってしまい、乗車することが出来ないくらい人気があります。

それもそのはず、実は自強号は旧式の列車のため、車体がやや古いのに対して、太魯閣号や普悠瑪号は運行を開始して、まだ数年しか経過していないため、新しいのにもかかわらず…

実は、乗車時の太魯閣号と普悠瑪号のチケットの運賃は自強号と同じなのです。それでいて、長距離移動の場合は到着駅まで少し早く到着できるのですよ!

乗車してみた感想

実際に乗車してみた感想は、列車内は新幹線のような作りで、足元はかなりゆったりとしており、シートも新しく、重厚な作りのため、座り心地はかなり良い感じでした。

休日や週末などは予約でシートを確保しておかないと乗れないことが多いのですが、平日の場合は比較的空いているため、当日切符で乗ることが出来ました。

列車自体は新しいため車内も清潔できれいなのですが、レールは古い台鉄のため、高鐵(新幹線)とは異なり、乗車中の列車の揺れはありますので、乗り物酔いをする方は長時間の乗車には気をつけたほうがいいかも。

 

太魯閣号と普悠瑪号に乗車時の注意点

太魯閣号と普悠瑪号に乗車する時に注意したいことをいくつか挙げておきます。

乗車には特別な切符が必要

太魯閣号や普悠瑪号に乗車する時には必ず乗車前に太魯閣号あるいは普悠瑪号の特別な切符が必要です。

切符は駅構内の窓口で購入するのが一般的ですが、コンビニなどでも事前に購入することが出来ます。

自強号など他の列車の場合は特別な切符がなくても乗車することが出来たりしますが、太魯閣号と普悠瑪号は必ず列車番号が記載された切符が必要になるため注意。

座席は全席指定

太魯閣号と普悠瑪号の座席の配列は2列+2列の合計4列の配列で、座席は全席指定です。

そのため、自分のチケットに記載されている座席に着いたら、知らない人が座っていたということはありません。

列車内では検札がある

太魯閣号と普悠瑪号に乗車すると、必ず車掌がチケットの確認のために検札に来ます。

車掌が検札に来たら、切符を見せるだけです。

そのため、乗車した場合は必ずチケットを見せることになりますので、こっそり乗車すると懲らしめられることになります。

切符なしの乗車はペナルティー

太魯閣号や普悠瑪号用の特別な切符を買わずに乗車した場合はどうなるのか?

列車番号が記載された切符なしで乗車して、見つかった場合はペナルティーとして1.5倍の乗車運賃を支払うことになります。(しかも検札があるため、必ず見つかります)

休み前後は予約は必須

上記で既に述べた通り、太魯閣号と普悠瑪号はとても人気が高い電車のため、週末や休みにどうしても乗りたい場合は予約が必要でしょう。

特に、夏休みや春節休み、あるいは週末やその前後の日は事前に予約を取っておかないと、乗車することはまず出来ないと考えておきましょう。

週末や休みの日は遅延が多い

太魯閣号や普悠瑪号を含めて、台鉄の電車は週末や休みの日の特にラッシュアワーの時間帯は遅延が多いです。

私の経験では、週末の夕方などのラッシュアワーの時間帯では、30分から1時間の遅れはごく普通にありました。

そのため、このような時間帯に台鉄を利用する方は発着時間の遅延も頭の片隅に入れて、スケジュールを考えたほうがよいでしょう。

 

まとめ

以上、台鉄の太魯閣号と普悠瑪号に乗車時の特徴と注意点、それに実際に乗車してみた感想を簡潔に紹介しました。

普悠瑪号の脱線事故の影響で台鉄の高速特急の列車は事故の危険があるのではないかと思われがちですが、実際に乗ってみた感じでは、安全そのものだと思いました。

台湾旅行の際には、もし台鉄の太魯閣号や普悠瑪号に乗車するチャンスがあれば、乗車してみるのも良いでしょう。

一般的な自強号のような旧式列車の特急列車とは少し違った、また高鐵(新幹線)とも少し違った雰囲気の旅が楽しめますよ。

最後に、太魯閣号と普悠瑪号を利用する時のポイントをまとめておきますので参考にしてみてください。

ポイント

  1. 太魯閣号と普悠瑪号は自強号の特殊車両
  2. 停車駅が少ないため目的地に早く着ける
  3. 運賃は自強号(特急列車)と同じ料金
  4. 乗車時には必ず乗車する列車のチケットが必要
  5. 太魯閣号と普悠瑪号の座席は全席指定席
  6. 週末や休日は予約なしでは乗車できない