台鉄(台湾鉄道)を利用される方へ 乗車前に注意点を確認

台鉄(台湾鉄道、台湾鉄路、TRA)を利用される際の注意点について詳しく紹介します。

台湾旅行をされる場合は台鉄に乗車してみたい!と思われる方もいることでしょう。

台鉄の鉄道は日本統治時代に遡り、線路のレールを敷設したのはその時代だったとされています。

そのため、レトロなイメージの駅舎が残されていたり、鉄道の車内は若干昔の趣が残されていたりします。

のんびりと鉄道の旅を満喫したい方にとっては台鉄の利用で台湾の旅がさらに楽しいものになることでしょう。

以下では、台鉄を利用する場合の注意点について、台鉄の規定と私の経験をもとに詳しく紹介します。

トイレ

長時間の乗り物を利用する際に気になるのがトイレですね。

台鉄の列車内にトイレが設置されていますので、長時間の利用でも安心して乗車できます。

ただし、列車は旧式の古いものと比較的新しい列車があり、旧式の列車のトイレは汚いことが多いです。

また、トイレットペーパーはない場合もあるため、ポケットティッシュなどを持参して自分で用意していきましょう。

車内での飲食

台湾には飲食が禁止されている乗り物がありますが、台鉄の場合は列車内での飲食はできるのか?と思われてた方もいるでしょう。

台鉄の列車内では飲食は自由にできます。また、台鉄の列車内では車内販売もあり、「台鐵弁当」が人気があり有名です。是非、台鉄に乗車時にはお弁当を車内で楽しみましょう。

タバコは禁煙

愛煙家の方にとって気になるのが、タバコが吸えるのかどうか?ということでしょう。

残念ながら、台湾では公共の場では全て禁煙となっていますので、台鉄の列車内でもタバコは禁止されており、車内は全面的に禁煙です。

こっそり、トイレの中でタバコを吸ったりすると、列車が緊急停車するなど大変な迷惑になり、罰金を科せられますので注意。

冷房が寒い

台鉄の列車内は季節に関係なく、エアコンが稼動しています。

湿気やカビ対策という意味合いもあり、列車内は乾燥している上に、夏の時期などは冷房が効き過ぎていて、少し寒く感じることもあります。

対策として、長時間の乗車を予定している方は夏の時期にはカーディガンなどの羽織ものを一着持参することをおすすめします。

荷物

旅行中には大きなスーツケースを持って移動することが多くなることでしょう。

台鉄を利用する場合の荷物の扱いはどのようにすればいいのか?気になるところですね。

何度も台鉄を利用した経験から言うと、ほとんどの方が大きな荷物でも座席の上にある網棚に載せていました。

座席の間の通路は車内販売のカートや車掌など人が歩きますので置くことができません。

そのため、少し足元が狭くなってしまいますが、自分の座席の足元スペースに置くか、座席上の網棚に乗せればいいでしょう。

複数の荷物がある場合は「託運包裹」と呼ばれる手荷物輸送サービスを有料で利用できます。

動物・ペット

ペットを連れて旅行をする、あるいは移動をする方もいるかもしれませんね。

台鉄では全線でペットの持ち込みができるとされています。

ただし、列車内にペットを持ち込む際には規定があり、下記のようになっています。

  • 一人あたり一件
  • ケージのサイズ:縦43cm・横32cm・高さ31cm以内
  • 糞などはケージ外に出ないようにすること
  • 座席の足元に置くこと
  • 重量の規定は特になし
  • 上記を超過する場合は別のサービスを利用すること

《参考元》

寵物箱尺寸:長43公分、寬32公分、高31公分以下,包裝完固無糞便漏出之虞,並放置於座位下方空間。不限重量,每人限攜帶1件,超過尺寸請利用本局「快遞業務」辦理託運。

(引用元:Taiwan Railways Administration)

発着時間の遅延

台鉄を利用していて最も気を付けなければならないことは、列車の発着時間の遅延です。

日本では電車が遅れることは少ないかもしれませんが、台鉄の場合は頻繁に列車の発着時刻が遅れます。

特に、週末(金曜日から日曜日)や祝祭日や連休の前後、夏休みなどの繁忙期の夕方などのラッシュアワー時には、ほぼ何らかの遅延があると考えておいたほうがいいでしょう。

遅延の時間も5分や10分ではなく、30分~1時間以上ということもごく普通にあります。一旦、遅延が起こると全ての列車のダイヤが乱れ、乗客の乗車が集中するため車内も大混雑します。

乗り物酔い

乗り物に弱い方は電車の振動や揺れが心配かもしれませんね。

台鉄は昔ながらの線路のレールを利用していますし、列車自体も古いものが利用されている場合も多いため、乗車中はガタガタと列車の揺れをよく感じます。

乗り物に弱い方は長時間乗車すれば、乗り物酔いになるような揺れや振動ですので、乗り物酔いのための酔い止めを準備されたほうがいいかもしれません。

バリアフリー

旅行中は車椅子などでの移動を考えている方もいるかもしれませんね。

台鉄ではバリアフリー化が進められており、比較的新しい駅構内ではエレベーターが設置されていますので安心して利用できます。

そして、列車の車内にも車椅子用の車両があり、電車に乗る時や降りる時にも、駅スタッフが手伝ってくれますので安心して鉄道の旅が楽しめるでしょう。