台湾鉄道(台鉄)で悠遊カードを利用する方へ【割引と検札の対応】

台鉄を利用する際の悠遊カードの扱いについて詳しく紹介します。

台鉄は長距離移動の際の交通手段として庶民の足として欠かすことが出来ない乗り物です。

そして、悠遊卡(悠遊カード)は今やバスや買い物などではとても便利なため、台湾では誰でも持っている電子式カードとなっています。

数年前に台鉄でも悠遊カードが導入され、現在では台鉄の乗降時にはICカードでスムーズに利用できるようになりました。

注目ポイント

  1. 台鉄で悠遊カードを利用する方法は?
  2. 台鉄で悠遊カードを利用できる路線は?
  3. 台鉄で悠遊カードを利用するメリット(割引)は?
  4. 台鉄に乗車中の検札(チケット確認)はどうする?
  5. 悠遊カードで乗車時の座席はどうなる?

はじめて悠遊カードを利用して台鉄に乗車する方は上記のような疑問を持っている方もいることでしょう。

そこで、以下では台鉄の規定と実際に悠遊カードで乗車した私の経験をもとに詳しく紹介します。

 

台鉄に悠遊カードで乗車する方法

台鉄を利用する際に悠遊カードで乗車する方法について、私の経験をもとに詳しく紹介します。

悠遊カードはスイカなどと同じようなプリペイド式の電子式カードのため、事前に運賃相当額をチャージしておく必要があります。

悠遊カードにはICチップが埋め込まれているため、センサーで反応するような仕組みになっています。

そのため、台鉄の改札口にあるICカード用のセンサーにかざすことで、運賃の精算をすることになります。

このように、以前は台鉄に乗車する場合には必ず切符を購入しないと乗車できなかったため、ラッシュアワー時はチケット売り場や自動券売機に長蛇の列ができていることもありました。

その時期と比べると、切符を買うための時間と小銭を用意する手間等を考えると随分と便利になりました。

 

台鉄に悠遊カードで乗車できる路線と列車

台鉄に乗車する際には悠遊カードを利用するのが便利ですが、乗車できる路線と出来ない路線があるのか?

全路線で利用可能

以前は未整備の路線もありましたが、現在は台鉄の全ての路線で悠遊カードを利用することができるようになりました。

ただし、悠遊カードで乗車できる列車と乗車できない列車がありますので注意しましょう。

《参考元》

台鐵環島全線及支線(平溪線、深澳、內灣、六家、集集及沙崙線)各站。

(引用元:交通部臺灣鐵路管理局)

悠遊カードで乗車できる列車

  • 復興號/區間車
  • 莒光號
  • 自強號

悠遊カードで乗車できない列車

  • 普悠瑪号
  • 太魯閣号
  • 観光列車
  • 団体列車

《参考元》

持用電子票證票卡於本局電子票證適用範圍內乘車,除觀光列車、團體列車、太魯閣列車、普悠瑪列車及其他本局指定列車(具專屬性及不發售無座票之列車)之外,不限搭乘車種,如搭乘對號列車不另行劃座。

(引用元:交通部臺灣鐵路管理局)

 

台鉄で悠遊カードを利用するメリット

台鉄で悠遊カードを利用するメリットは利用ごとに乗車券を購入しなくてもよいためスムーズに台鉄を利用できること以外にも割引を受けられるというメリットがあります。

悠遊カードを利用時の具体的な割引について詳しく紹介します。

割引を受けられる列車の種類

  • 復興号/區間車
  • 莒光号

上記の2つの列車の場合は距離に関係なく、1割引で乗車することが出来ます。

自強号の場合は70km以内は1割引で乗車することができますが、70kmを越えた部分については通常の自強号の運賃が掛かります。

《参考元》

(一) 搭乘莒光號、復興號及區間車旅客:按起、迄站區間車票價9折計價。
(二) 搭乘自強號旅客:
1. 乘車於70公里(含)內,按起、迄站區間車票價9折計算。
2. 乘車超過70公里,票價分為以下2段計算後加總計價:
第1段:前70公里以區間車票價9折計算。
第2段:超出70公里部分,超出里程以自強號費率(每公里2.27元)計算。

(引用元:交通部臺灣鐵路管理局)

 

台鉄で悠遊カードを利用時の注意点

検札

台鉄に乗車すると、チケットの確認のために車掌が検札に来ます。

切符を持っていれば、自分が所持している乗車券を提示すれば済みますが、悠遊カードで乗車した時にはどうなるのか?

結論を言えば、悠遊カードを提示すると、車掌が持っている小型端末でチェックしてくれます。

座席の確保

自強号などの特急列車に乗車時に切符を購入する際には座席指定が出来ますが、悠遊カードの場合はどうなるのか?

悠遊カードで台鉄に乗車する場合は座席指定は出来ません。

そのため、どうしても座席を確保したい場合はチケット売り場の窓口で乗車券を購入する必要があります。

チャージ不足

悠遊カードはプリペイド式の電子カードのため、事前にお金をチャージしておく必要があります。

ところが、うっかりチャージ不足になってしまったらどうなるのか?

悠遊カードで台鉄に乗車して、チャージ不足になってしまった場合は、60元までの不足は許容されるとされています。

後でコンビニなどでチャージをすれば、その悠遊カードは有効に利用できるでしょう。

区間車と特急列車

台鉄は区間車と特急列車では運賃が異なります。それにも関わらず、車内で検札を受けなければ、どの列車に乗車したのか分かりませんね。

それでは、特急列車に乗車して、改札口を出るタイミングを区間車が到着した時間にあわせたらどうなるのか?

実際に、やってみました。と言うか、列車が遅延したため、たまたまこのようなことを検証することが出来たのですが…

自強号に乗車して、改札を出る時に、区間車が到着したタイミングで改札口を出てみた結果…、ブザーがなり、呼び止められました。

乗車駅の時間など何らかの形でどの列車に乗車したのかを判別しているのでしょう。

そのため、特急列車に乗車して区間車や普通列車の運賃で乗ることが出来るということはなさそうです。

 

まとめ

以上、悠遊カードを利用して台鉄に乗車する時の利用方法、メリット(割引)、注意点などを詳しく紹介しました。

台鉄の利用で70km以内の短距離の移動の際には悠遊カードを利用すると、スムーズに乗降りでき、しかも1割だけですが割引を受けてサービスを受けられます。

台湾旅行の際には、是非、悠遊カードを利用されることをおすすめします。

ここまで、悠遊カードだけに絞って話を進めてきましたが、下記のような電子カードでも、台鉄を利用される時には同じメリットや割引を受けられます。

  • 一卡通(i-pass)卡
  • 愛金卡(icash)
  • 有錢卡(HappyCash)

最後に、台鉄の乗車時の悠遊カードの利用についてのポイントをまとめておきますので参考にしてみてください。

ポイント

  1. 台鉄の利用時は悠遊カードなどの電子ICカードが便利
  2. 悠遊カードは台鉄の全路線で利用可能
  3. 適用対象の列車は自強號、莒光號、復興號/區間車
  4. 電子カード利用時の割引率は10%で乗車距離は70kmまで
  5. 車内での検札の際には悠遊カードを提示すればOK
  6. 悠遊カードで指定座席の確保は出来ない